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マイクロ流体分析デバイス

試料の前処理から誘導体化反応、検出までを手のひらサイズの基板で行います。免疫測定と組み合わせて環境分析に応用しています。

電気化学発光分析法

蛍光分光法と電気化学測定法の長所を組み合わせた分析法です。発光効率の良い色素の合成についても検討しています。

短寿命・不安定化学種定量法

寿命の短い化学種、あるいは不安定な物質の定量法は限られています。分光電気化学測定法に独自の理論を組み合わせて、新しい分析法の開発に取り組んでいます。

カーボン量子ドット

従来の無機半導体量子ドットと異なり、ほぼ炭素質で出来ています。生体に有害な重金属を含んでいないので、バイオ分析をはじめグリーンな用途に適しています。

生体分子の1分子観察・分析

AFMではDNAやタンパク質、酵素を直接観察することができます。そこで、レポーター分子との相互作用による構造変化をin situ観察して、バイオ分析に応用します。

DNA・遺伝子センサー

DNAの変異は疾患の原因になります。そこで、相補的なDNAのハイブリダイゼーションを利用して、遺伝子変異を簡単、迅速に調べるバイオセンサの研究をしています。

PNAzyme

PNAはアミド結合を主鎖に持つ人工核酸で、ペプチドや酵素と構造が類似しています。私たちはヘムペルオキシダーゼをワンポット合成した人工核酸酵素の合成に成功しました。

Designer Protein

タンパク質やレセプターの分子認識機能や触媒作用を担っているユニットを抽出し、構造化促進のための足場ペプチドとワンポット合成した人工タンパク質の研究です。