九州大学大学院工学研究院応用化学部門 機能材料化学分野 田中研究室

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 はじめてのNanoTerasu

田中研のブログをお読みの皆様、初めまして。
今回ブログを担当させていただく、修士1年の梅林です。

早速ではございますが、私の研究生活における、最近の印象深かった出来事について書かせていただきます。先日、宮城県仙台市にある次世代放射光施設NanoTerasuにて、外部実験に参加させていただきました。
今回の実験は、私にとって初めての東北でもありました。仙台に到着してまず感じたことは、「寒い」ということです。普段生活している福岡と比べると空気がひんやりとしており、駅を出た瞬間に東北に来たことを実感しました。同じ日本でも場所が変わるだけで気候が大きく違い、改めて日本は広いのだと感じました。

NanoTerasuに到着して最初に思ったことは、やはり「広い」ということです。これまで写真でしか見たことがなく、施設全体の規模感をあまり想像できていませんでした。しかし実際に訪れてみると、思っていたよりもずっと広く、大型施設の迫力にとても驚きました。また、施設全体のデザインもスタイリッシュに統一されており、まるでエヴァンゲリオンの施設に入り込んだような気持ちになり、男心をくすぐられました。

今回行った測定は、広角X線散乱(WAXS)測定と、微小角入射広角X線散乱(GI-WAXS)測定です。WAXS測定では材料内部の分子鎖の配列や構造に関する情報を得ることができ、GI-WAXS測定では薄膜や界面近傍の構造をより詳しく調べることができます。
測定を行う中で特に驚いたのは、測定領域を真空にできる点です。これにより空気による散乱が大きく抑えられ、バックグラウンドが非常に小さいデータを得ることができました。普段の測定ではなかなか見ることのできないきれいなデータに驚くとともに、「真空ってすごい」と素直に感じました。
分からないことも多く、測定中は目の前のことについていくのに必死でしたが、先生方や先輩方にご指導いただきながら実験を進めることができ、大変貴重な経験となりました。

外部実験を終えた後には、仙台でホヤを食べました。初めて食べたのですが、こんなにも「海」を感じる食べ物があるのかと驚きました。かなり個性的な味でしたが、これもまた良い経験になりました。

研究の話から少し離れますが、先日は研究室対抗のソフトボール大会にも参加しました。予選を突破し、決勝戦では1対0で最終回を迎える非常に緊張感のある試合となりました。結果として今年も優勝することができ、本当によかったです。
NanoTerasuでの外部実験やソフトボール大会を通して、研究も行事も多くの方々の支えがあって成り立っていることを改めて感じました。今後も感謝の気持ちを忘れず、日々の研究活動に励んでいきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

機能材料化学分野

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