
田中研究室のブログをご覧の皆さま、こんにちは。博士後期課程3年の江頭です。
前回ブログを担当してから、気づけば4年の月日が経ちました。振り返ると、本当にあっという間であったように感じます。研究室に配属された当初は、目の前の実験や解析に取り組むことで精一杯でしたが、日々の研究活動に加え、先生方との議論、同期や後輩との関わりを通して、少しずつ自分なりの視点で研究と向き合えるようになってきました。現在は博士課程の最終学年を迎え、来年3月の卒業を目指して研究に取り組んでいます。
研究生活は、決して順調なことばかりではありませんでした。期待していた結果が得られなかったり、解析が思うように進まなかったりすることも多くあります。特に、自分の考えを論理的に整理し、研究の意義や得られた結果の解釈を他者に伝わる形で表現することの難しさを、何度も実感してきました。一方で、試行錯誤を重ねた末に結果が一つの考察へとつながった瞬間や、ディスカッションを通して新たな視点が得られた瞬間には、研究の奥深さと面白さを改めて感じることができました。
研究生活の中で特に印象に残っている経験の一つに、アメリカで開催された国際学会への参加があります。海外の研究者による発表を直接聞き、自分の研究について英語で議論する機会は、刺激的で貴重な経験となりました。特に、発表されている研究のレベルは非常に高く、研究内容の深さはもちろんのこと、発表構成、質疑応答における議論の展開、研究に対する姿勢など、多くの面で圧倒されました。同時に、自分自身の未熟さを痛感する場面も多く、世界には高い志を持って研究に取り組む人たちが数多くいることを実感しました。一方で、そのような経験は、自分の研究をより広い視野で捉えるきっかけにもなりました。この経験を通して、今後さらに研究者として成長したいという思いが一層強くなり、卒業後には海外の研究環境にも挑戦し、国際的な場で活躍できる研究者を目指したいと考えるようになりました。
また、国際学会への参加は、研究だけでなく、現地ならではの文化や雰囲気に触れられる貴重な機会でもありました。街を歩くだけでも、日本とは異なる空気感や人々の暮らしを肌で感じることができました。こうした経験もまた、自身の中で大切な財産になったと感じています。ちなみに写真は、ハワイで開催された学会会場近くでの夕暮れです。きれいですね。
卒業までの時間は限られていますが、まだ取り組むべき課題は多く残されています。これまでに得られた結果を丁寧に整理し、自分の研究としてしっかりと形に残せるよう、最後まで気を緩めることなく取り組んでいきたいと思います。
ここまで研究を続けてこられたのは、田中先生をはじめとする先生方、研究室の皆さま、そして日頃から支えてくださる多くの方々のおかげです。心より感謝申し上げます。残りの学生生活では、研究成果をまとめ上げることはもちろん、研究室で過ごす一日一日を大切にしながら、博士課程の集大成となるよう精一杯努めてまいります。最後までどうぞよろしくお願いいたします。