Reductive activation of oxygen molecule
Reductive activation of oxygen moleculeEnglishLink
Reductive activation of oxygen molecule
リーダー挨拶
プロジェクトリーダー
九州大学大学院工学研究院応用化学部門
教授
石原達己(プロジェクトリーダー)

 現在の化学工業は石油起源のC2以上の炭化水素を脱水素して得たアルケンの部分酸化により始まる物質フローにより展開されます。しかし、現在の石油価格の高騰や枯渇に鑑み、資源的により埋蔵量の豊富なメタンを基点とする新しい物質フローの展開や、従来に無く高選択的な酸化反応を進行して、ほしいものだけを合成する環境に調和したプロセスにシフトする必要があります。
  来るべきグリーンケミストリーを展開するには環境に調和した酸化剤としてのH2O2が重要な役割を担うと考えられていますが、現在の過酸化水素の合成はアントラキノン法であり、環境への負荷が大きく、またH2O2を高価な酸化剤としています。
  そこで、本研究では還元雰囲気で、酸素を活性化するという新しい着想で、過酸化物を経由して、従来は進まないと考えられていた反応を進行できる革新的触媒プロセスの創出を目指します。
  生物進化で、もっとも飛躍的な発展は“肺”と言う酸素の活性化器官の発達による陸上への進出といわれるように、我々のグループも酸素の活性化に着目して、化学プロセスの進化に寄与したいと考えています。

皆様からのご支援とご協力を切にお願い申し上げます。

触媒の進化

Copyright(c)2006, 還元的酸素活性化プロジェクト All rights reserved.
初版作成:2006年12月24日
掲載責任者:石原達己(プロジェクトリーダー)
連絡先:九州大学大学院工学研究院応用化学部門(TEL092-802-2870)
FLASHプレイヤーダウンロードこのサイトは、最新のフラッシュプレーヤーが必要です。
正常に表示されていないようでしたら、こちらから最新のフラッシュプレーヤーをダウンロードしてご覧下さい。
[ TOP ] [ 研究概要 ] [ リーダー挨拶 ] [ 研究組織 ] [ 成果紹介 ] [ Link ] [ English ]