化学でイノベーションを起こします

応化機能クラスで
次世代テクノロジーに
チャレンジしてみませんか?

“There’s Plenty of Room at the Bottom” ー「意訳:ナノスケール領域にはまだたくさんの興味深いことがある」R. P. ファインマンは、1959年の講演で、個々の原子を直接操作して化学合成を行うという画期的なアイディアを初めて示しました。我が国の朝永振一郎博士とともに、1965年のノーベル物理学賞に輝いたアメリカの物理学者です。 1ナノメートルは10億分の1mのことですが、最近の化学では、この途方もないアイディアが現実のものになりつつあります。
応化機能では、ナノスケールのセラミック粒子や薄膜、燃料電池や太陽電池に用いる高性能触媒、ガンや腫瘍を近赤外光線で治療したり細胞をイメージングするための色素、分子の動的な性質で機能発現する高分子材料、超短パルスレーザーを用いる分析化学研究、マイクロ流体デバイスを用いる環境ナノバイオセンシング、有機EL・有機トランジスタを用いる電子デバイス研究、高分子・無機複合材料、コンピューターケミストリーによる材料評価などの研究にとり組んでいます。IoT、環境・エネルギー、バイオ・創薬など応用できる新しい技術の開発が、私たち応用機能の目標です。

最高レベルの研究・教育環境です。

外国の大学や国内の企業との
コラボも多数

  • POINT01

    世界レベルの研究をしています!

  • POINT02

    無機材料から有機・高分子までカバー、バイオ応用の視点も!

  • POINT03

    広範な化学のスキルは就職にも有利!

応用化学部門の教員は、世界トップレベルの研究をしています。伊都キャンパスの実験設備も、現在考えられる最高レベルです。このような環境をいかし、国内の大学や研究所、企業とのコラボレーションはもちろん、国際的な共同研究や連携事業も数多くなされています。学術団体から報賞も多数にのぼります。我が国で最も権威のある報賞を、応化機能の教員が、ここ数年連続して受賞しています。世界レベルの研究・教育拠点として、応用化学コースは数多くの実績があります。

応化機能の研究室について
もっと知りたい方へ

  • 林研究室HAYASHI LAB

    セラミックス材料化学

    固体・物性化学を軸に、様々な合成技術を駆使して、環境・エネルギー・エレクトロニクス分野に貢献する機能材料を創出します。

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  • 古田研究室FURUTA LAB

    有機合成・機能分子化学

    ポルフィリンとよばれる生体分子をもとにして、有機合成により、光・電子・磁気機能性、触媒作用に優れた高機能性分子の創製に挑戦しています。

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  • 田中研究室TANAKA LAB

    高分子科学・界面工学

    高分子界面におけるナノレベルの構造と物性を物理化学的に解明し、分子設計・合成指針の確立、高機能材料創製や高度集積化デバイス構築へと展開しています。

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  • 石原研究室ISHIHARA LAB

    エネルギー・環境

    無機材料を用いたエネルギー発生・貯蔵、環境触媒について研究しています。固体酸化物燃料電池、新型2次電池、光触媒などに応用されます。

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  • 応用分析化学研究室APPLIED ANALYTICAL CHEMISTRY LAB

    レーザー計測科学

    独自に開発したレーザー光源を用いて独自の分析・計測技術を研究しています。

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  • 今任研究室IMATO LAB

    環境・バイオ分析化学

    極微量の試料を調べるマイクロ流体デバイスについて研究しています。分光電気化学やナノテクで身近な化学環境を知るツールに応用します。

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  • 安達研究室ADACHI LAB

    有機光エレクトロニクス

    有機エレクトロルミネッセンス素子を基盤技術とし、新しい有機光エレクトロニクス分野の開拓を目指して研究をしています。

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  • 高原研究室TAKAHARA LAB

    高分子科学

    私たちは、ナノ構造、分子間相互作用と分子運動特性の時空間制御に基づく先端高分子材料(ソフトマテリアル)の創製に関する研究を行っています。

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  • 吉澤研究室YOSHIZAWA LAB

    反応・物性理論

    量子化学の立場から実験を行うことなく、分子や固体の電子構造や化学反応の研究を行っています。

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  • 安田研究室YASUDA LAB

    機能有機材料科学

    優れた光電子機能をもつ新しい有機分子を設計・合成し、それらの特性を活かした革新的有機デバイスの開発を進めています。

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卒業後の進路は化学工業だけでなく
マテリアル、電気・電子、機械・自動車まで視野に入ります!

いろいろな企業、教育や官公庁で
応化機能の卒業生が活躍しています

最近の卒業生・修了生の就職先をまとめました。卒業生は主に製造業をチョイスしているようですが、個々人の興味により情報産業、金融・保険、教育等のサービス関連産業にも就職するなどバラエティに富んでいます。国家公務員や地方公務員等として行政に携わったり、さらに博士課程修了者では、国公立私立大学や各種研究機 関等において教育や研究に従事するケースも多数にのぼります。

ジャンル 割合
化学・バイオ 40% AGCエスアイテック,宇部興産,エフピコ,エラストミックス,オオモリ,岡部マイカ,川澄化学工業,花王,カネカ,キッコーマン,倉敷化工,クラレ,堺化学工業,サカタインクス,三洋化成工業,シーアイ化成,JX日鉱日石エネルギー,昭栄化学工業,新中村化学工業,新日鉄住金化学,住友化学,住友ゴム,住友ベークライト,大日本塗料,太陽石油,武田薬品工業,DIC,東京応化工業,電気化学工業,東ソー,東レ,東洋紡,日清紡HD,日本化薬,日本触媒,日本曹達,日本ペイント,日立化成,保土谷化学工業,三井化学,三菱化学,三菱ガス化学,三菱レイヨン
電機・電子 19% 朝日インテック,ADEKA,出雲村田製作所,NTTデータ,NTTファシリティーズ,LG Display,オリンパス,Kyulux,京セラ,Samsung Institute of Technology,ダイキン工業,DNP情報システム,東京エレクトロン九州,東芝,日東電工,日本インサイトテクノロジー,日本コンピュータ・アソシエーツ,日本電気通信システム,パナソニック,浜松ホトニクス,ビスキャス ,日立製作所,日立パワーソリューションズ,フジクラ,富士通,メイコー,村田製作所
機械・自動車 12% アイシン精機,朝日工業社,アルテクナ,NOK,キャタラー,キヤノン,三恵技研工業,スズキ,デンソー,トヨタ自動車,富士ゼロックス,ブリヂストン ,本多機工,マツダ,三菱自動車工業,矢崎総業,ヤマウチ,リケン,リコー
マテリアル 9% 宇部マテリアルズ,黒崎播磨,JFEスチール,新日鉄住金エンジニアリング,住友大阪セメント,セントラル硝子,テイカ,ノリタケカンパニーリミテド,日本ゴア,日本ゼオン,日本特殊陶業,ニチアス,淀川製鋼所
大学等の研究・教育職 8% PD (New York University, North Carolina State University),Research Fellow (School of Physical & Mathematical Sciences, Nanyang Technological University,学術研究員(九州大学,科学技術振興機構),テクニカルスタッフ(九州大学)
官公庁 2% 福岡県、福岡市
その他 10% (一財)化学物質評価研究機構,(一財)九州環境管理協会,(一財)材料科学技術振興財団,アサヒ飲料,いであ,ウェザーニュースカンパニー,九州旅客鉄道,西部ガス,サイエンス・テクノロジー・システムズ,野村証券,福岡銀行,三谷商事,メディネット,ワールドインテックR&D事業部

先輩の声

  • Q

    コース分けで機能クラスを「第一志望」にした理由は?

    先輩Aさん

    応用化学は物理学、生物学、環境科学などの様々な分野とのつながりがあり、機能教室では化学の分野だけにとどまらず、これらの分野と直結したより幅広い知識が習得できると思ったから。

    先輩Bさん

    いわゆる化学実験が好きだったので、応用化学にしようと思っていた。機能は合成してからの評価重視というイメージがあった。

  • Q

    機能クラスの長所としてアピールしたい点は?

    先輩Cさん

    あまり分野を限定せずに就職活動ができる。
    実験時間が長い分、生徒同士仲良くなり易い。

    先輩Dさん

    きついこともありますが、それ以上に楽しさや喜びがたくさんあります!
    他では、この感じは味わえないんじゃないかなあ。研究室に入って、本格的に実験をはじめて、毎日充実した生活を送っています。
    まだ、何がやりたいかはっきり決めていない人も、機能ではきっと何か自分のやりたいことが見つかるのではないかと思います。

    先輩Eさん

    (就職希望の学生へ) 就職は非常に良いと思われる。また、研究活動は大変ではあるが、将来就職するにあたって、職場は研究室以上に厳しいものだと思うので、学生のうちにしっかりと鍛えられたほうが就職してからうまくやっていけるはずである。
    (研究希望の学生へ) 各研究室の教員は非常に研究に熱心で、施設もそろっているので研究環境としては非常によい。