九州大学大学院工学研究院応用化学部門 機能材料化学分野 田中研究室

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 邂逅

はじめまして、学部4年生の勝谷と申します。

春の陽気が感じられる日々が続き、九大でも桜が咲き始めました。上の写真は皎皎舎横に咲いていた桜です。4年前初めて九州大学に来た時のことが思い出されます。こんなに大きくて綺麗なキャンパスで学べることに胸躍らせていました。
春は新たに何かが始まる感じがしてとても好きな季節です。

さて、卒論試問会が終わり今年度の大学の行事も残すところ卒業式だけとなりました。
学部卒業という節目に自分を振り返ってみようと思います。

小さいころ自分は恐竜とレゴブロックが大好きで、一日中恐竜の図鑑に食らいつき、レゴブロックで遊びまくる毎日を過ごしていました。
恐竜に興味があった幼少期は、自分が好きな恐竜についてなんでも知っている学者にあこがれ、考古学者や生物学者になりたいと思っていました。分野の違いこそあれ、学問を志すきっかけとなりました。
また、レゴブロックをはじめモノを作ることが好きだった勝谷少年は、ある時レゴブロックは誰かが考案、開発、販売したものだということに気付きました。そして既製品のブロックを組み立てるだけではなく、いつか何かを一から自分で創りだしてみたいと思うようになりました。それは工学、ひいては化学の道を選ぶことにつながっていきます。

大学生になり少し時間ができた勝谷青年は音楽をやってみたくなってアコギを買い、すぐにその魅力に引き込まれていきました。何時間でも弾いていられるくらいアコギの虜になりました。自分の中ではレゴブロック以来の衝撃で、本当に好きなものには時間を忘れて熱中できることを実感しました。
個人的な最近のニュースはサクソフォンを始めたことです。まだドレミをかろうじて吹ける程度ですが、ゆくゆくはジャズなども挑戦したいと思っています。いろいろなことにチャレンジして本当に好きなものに出会うことが人生において一番大切なことだと思っています。

そして今年度田中研究室に配属されました。高校の延長線上ではない実際の研究に触れ、研究室という組織に配属されることで今までとは比べ物にならないほど密度の濃い一年を過ごすことができました。研究も時間を忘れるほど熱中して取り組むことができ、毎日が充実していました。
田中研究室のすべての方々に感謝し、今までの学びを存分に生かして来年から新たな環境で頑張っていこうと思います。

機能材料化学分野

田中研究室

Tanaka laboratory

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