青葉若葉の爽やかな季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。修士2年の木原です。
私事ですが、先日第一希望の企業から内々定をいただくことができました。この場を借りて、日々の研究生活や就職活動においてお力添えをいただいた先生方、先輩方に深く御礼申し上げます。
この度は、私が就職活動を通して感じたことをこちらに残そうと思います。わずかながら、今後就活を控えている方々の参考になれば幸いです。
今回強く感じたのは、「継続は力なり」ということです。
面接の中で、研究者の方々と意見交換させていただく機会がありました。そこで「社会人に必要な素養」について伺ってまいりましたところ、皆さん「コミュニケーション能力が必要である」とおっしゃっていました。特に研究者として働くのであれば、事実に基づいた建設的な議論ができることが重要であるとのことでした。
これは常識に思えますが、コミュニケーション能力は簡単に鍛えられるものではありません。
田中研究室では高分子化学の知識や実験のスキルはもちろんのこと、対人マナーや資料の作り方といった社会人として必要な事柄も鍛えることができます。そして、これらはどれも研究生活でのコミュニケーションによって磨かれます。学術的な知識は先生方、先輩方とのディスカッションによってブラッシュアップされていきます。また、マナーや資料作成についてはミスを指摘いただき改善することもあります。
良くも悪くも、就職活動ではこれまで培ってきたものが曝け出されます。誤魔化しは聞きません。そのため、日々研究室内で積極的にコミュニケーションをとりながら自己の専門性を磨くことが、最大の就活対策になると感じました。
私も更なるコミュニケーション能力向上を念頭に置きながら、残りの学生生活を過ごしてまいります。
田中研の皆様、研究活動にかかわらず、色々なお話ができると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。
最後に、内々定祝いで購入したお酒を掲載します。こちらは私の地元山陽地方の日本酒「雁木」です。辛口で非常に美味しいので、日本酒がお好きな方はぜひご賞味ください。
稚拙な文章にもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございました。