ICEL2010@Ann Arbor (Michigan Univ.)
10/17-21までICELがミシガン大学で開催されました。会場となったAnn Arborはデトロイトから車で20分の街。素晴らしい紅葉のもとで会議は開催されました。初日は雪が降りそうな寒さ、会場も大ホールで、凍えながらの会議のスタートでした。今回は、OLEDのみならず、OSC、OFETの発表も多く、今後ICELは、有機エレクトロニクスの総合的な会議になると思います。
会議の前に、卒業生の嘉部君(PD)が在籍しているBowling Green State Univ.(BGSU)のAnzenbacher研にも立ち寄り、半日議論、無事に嘉部君が活躍している姿を見て安心しました。大学の周りは、本当に何もない街(一面小麦畑?)で、逆にあきらめて研究に打ち込むには最高の街かなと感じます。学内には、Photochemistry Laboratoryと書かれた実験室も多数あり、光化学の研究分野では、有名なBGSUの一端を見ることができました。今後、是非とも共同研究に発展させて、相互に行き来ができればベストです。
さてさて、大きなお知らせがあります。次回のICEL2012は、福岡での開催が決まりました!ソウル、香港、福岡の一騎打ちで、Committee会議でプレゼンをして、まるでオリンピックの招致のような感じでした。うまくいって、今回の大きな仕事を一つ果たすことができました。福岡では、いろいろな仕掛けを入れて、有意義な会議にしていきたいと思います。
会議終了後、今回のICELのChairのMaxのラボを見せてもらいました。ラボを見ると、ああ、アメリカに戻ってきたと感じます。彼の自作のOVPDは非常に印象的で、そのほかにも自作の装置が沢山。やっぱり研究は自作が基本と改めて感じます。夕方にキャンパスを軽く一周Joggingと思って走り出したものの、あまりに広さに断念。軽く伊都キャンパスの10倍はあるんじゃないかな。スケールが違う。。。
1枚目:米国行きの機内にて
2枚目:Committee会議でのプレゼン。福岡に決まって良かった!(Vladimir, Adachi, Vivian, Kipplen)
3枚目:なんと バンケットは大学の美術館で開催。(Daisuke、Adachi、Ryota、Ansenbacher教授)
4枚目:ICELバンケットにて、ICEL2012が福岡に決まってのWelcome speech (Forrest教授、Adachi)
5枚目:ICELバンケットにて。(Thompson教授、Barry, Cong、Adachi、Ryota)
6枚目:Maxのラボにおいて(手作りの装置がたくさんありますね、、、)