今回のブログを担当させていただきます、学部4年の隈本です。
普段このような文章を書く機会がなかなかないため、温かい目でご覧いただけると幸いです。
約2か月の院試勉強を経て、ようやく本格的な研究活動が始まりました。
院試勉強は学部のテストと比べものにならないほど難しく、必死に勉強しました。
私の家はキャンパスまで遠いため自室で勉強することが多かったのですが、
人と話す機会がアルバイトだけとなり、話し方を忘れてしまいそうでした。
無事に同期全員合格することができてよかったです。
今回は、学部4年生の立場から田中研究室での研究生活について紹介したいと思います。
田中研究室では、様々な実験器具や測定装置を使うことができますが、
配属された当初は、どういう原理で活用するのか全く分かりませんでした。
原理はネットで調べると分かる場合もありますが、実際に実験やデータ測定を進めていくと
分からないことが増えていきました。
しかし、先輩方や先生方に助言を求めると懇切丁寧に教えていただけるので、
研究で行き詰まることがあっても気軽に相談できる環境があると感じています。
また、報告を行う機会が毎週設けられており、実験の進捗や方法も再確認できます。
全員が意欲的に実験に取り組んでいるので、常に熱意があふれているような空気感です。
居室にいるといつの間にかディスカッションが始まっていることもよくあります。
ピリピリとした空気感の時もありますが、夕刻になると緊張が解けて世間話をすることもあり、
僕はその時間が結構好きだったりします。
研究の進捗を全員の前で発表をする検討会では、いつも議論が白熱していて、
研究者としての高いスキルを身に着けたい、高分子の幅広い分野のエキスパートになりたいと
思っている方には、田中研究室が最適だと思っています。
配属が決定する前、私がこの研究室を選んだきっかけは田中先生の講義でした。
フランクさと貫録を兼ね備えた姿はとてもかっこよく、いつかこんな大人になりたいなと思いました。
そのためにも、目的を持ち続けながら、今は目の前のことに食らいついていくのみです。
※ブログに何かしらの画像を載せるべきなのですが、実験の写真しかありませんでした。
ですので、見た目が比較的映えそうな硬化物の写真を載せておきます。
見るに堪えないという方は、実家のインコちゃんで癒されてもらえると幸いです。