エルゼビアが主催するReaxys Prize (正確にはReaxys Ph.D Prize)。今回で3回目となり、ケムステでも毎回大々的に宣伝させていただいているのでかなりの認知されつつあると思います。
そう、特に日本では修了見込みの博士課程の学生(主に有機化学、無機化学)がはじめてトライできる国際賞です。応募はCV(履歴書)と推薦書、そして自身が関連した仕事の論文1報だけで応募することができます。第一次選考を勝ち残った"強者"45名(ファイナリスト)には、毎回国際学会へ招待(参加費、一部交通費、宿泊費込)の特典あり!、その内最終選考で選ばれた3名には2000ドルのお小遣い、口頭発表付きともあって競争率が年々あがっています。
なんと全世界から350通もの応募があったようで、ファイナリストに残るだけでもおよそ13%の狭き門。
昨年はたった1人でしたが、今年は8名も日本の研究室からファイナリストに選出されました。
今回ファイナリストの一人に選ばれたTae Ho Sinさんは九州大学石原研究室出身で機能性無機材料の開発を行いました。唯一今回日本の大学の無機材料分野から選ばれました。

Tae Ho Sinさんが
Reaxys Ph.D Prize 2012
のファイナリストに
選ばれました!!!

のHPに下記のコメントが載っていましたので、抜粋して掲載しています。