2回燃料電池関連触媒の評価・解析法検討会

概要
電極触媒、改質触媒等の燃料電池関連触媒においては一般的な物性評価、加速試験、電気化学的特性評価、MEA特性評価など様々な評価・解析が進められていますが、基礎物性や基礎的な電気化学的評価結果とMEAやスタックなど、川下での評価・解析結果とは必ずしも対応していないのが実情です。本検討会ではまず物性評価に先立つ前処理に関する情報交換からスタートし、随時、酸水溶液中での評価、さらにはMEA特性などまで展開すると共に、正確な評価に繋がる知見を得ることを目的としています。2008年12月に開催されました第1回に続き、今回は研究機関における触媒の評価状況や触媒学会で策定された参照触媒の測定法標準化のプロセスについて報告して頂きます。

主催
触媒学会燃料電池関連触媒研究会 http://post2.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/ 

協賛(含交渉中)
触媒学会、FC関連高度解析研究部会、高分子学会燃料電池材料研究会、
東京工業大学グローバルCOEプログラム「エネルギー学理の多元的学術融合」
FCCJ(燃料電池実用化推進協議会)、電池技術委員会、電気化学会燃料電池研究会、FCDIC(燃料電池開発情報センター)

担当幹事
石原顕光(横浜国大) 畑中達也(豊田中研) 今井英人(NEC) 小椋文昭(田中貴金属工業)
井上秀男(石福金属興業)

開催日時
2009年6月24日(水)13:00〜17:30
懇親会 18:00〜20:00

会 場
東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム
東京都新宿区神楽坂4-2-2
http://www.sut.ac.jp/info/setubi/morito.html
申込締め切り
6月17日(水)

講 演
(1) 「パルス法によるPt/C活性表面積測定における前処理の影響(仮)」
日本ベル(株)開発部 部長 仲井和之

(2) 「触媒学会参照触媒における測定法標準化のプロセス」
財団法人名古屋産業科学研究所 上席研究員 服部忠

(3) 「酸素還元活性の評価に関する日産自動車のNEDO低Ptへの取り組み(仮)」
日産自動車株式会社総合研究所 燃料電池研究室 主任研究員 菅原生豊

(4) 「COを利用したMEAのPt利用率解析」
株式会社豊田中央研究所 燃料電池システム研究室 篠崎数馬

(5) パネルディスカッション
主題:「燃料電池電極触媒の評価について」
パネラー:服部忠(名古屋産業科学研究所)、菅原生豊(日産自動車)、篠崎数馬(豊田中央研究所)、仲井和之(日本ベル)、吉武優(旭硝子)、井上秀男(石福金属興業)

講演会参加費
会員 3,000円、非会員 5,000円、学生 無料
懇親会参加費
3,000円

参加申込方法
氏名、所属、連絡先、主催又は協賛学協会の会員・非会員、懇親会参加の有無を明記の上、担当幹事の井上宛まで電子メール(h-inoue@ifk.co.jp)にてお申し込み下さい。

会場 東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム